徳永英明:2023.10.21(土)あきた芸術劇場ミルハス(後編)

後半は白いコートを羽織って、手拍子をしながらのご登場。
米フェス以来、後半はこのコートを着てご登場らしいですね。

「DAYS」

前の方でペンライトを振ってる人たちがいた。今はもう振ってもよくなったのかな?
以前は、演出効果の妨げになるのでペンライトの使用はNGだったような…?
背後のセットを見るたび、スケッチブックを思い出すのは私だけかな(笑)
1コーラス目のサビで上手側に来てくれる。
Dメロ?の
♪Without Your Love きみがいなければ 夜はきっと終わらない
の直前に、珍しくフェイクが入ったので、
一瞬入るところを間違えたのかと思ってしまった(笑)

 

「情熱」徳永さんも細かく刻んだ手拍子を。
ピンクや紫のサーチライトが駆け巡る。
1コーラス目のサビから上手へ。
間奏で下手に移動して、2コーラス目はずっと下手で。(いいなー…)
♪君の夢は こんなもんじゃない
で人差し指を、ちっちっちってやるみたいに左右に動かして見せる。
ラストのフェイクがかっこよかったー

「Wednesday Moon」
今回のツアーで嬉しかった曲の1つ。割と久々だったし。

1回目よりも2回目の
♪Wednesday Moonを優しく、すこしささやくように。

 

「ここに歌詞が出るんで、よかったら一緒に歌ってください、よろしく」と、
「壊れかけのRadio」を。
灯りが消えた柱が、高層ビルの影みたい。
1コーラス目で上手に、2コーラス目で下手に。
間奏で「みんな、ブラボーや!」と褒めてくれたのは1コーラス目の後だったかな。
2コーラス目の後「しったげ、うめえなあ」だったかな。
言った後、ちょっと照れ臭そうにうつむくのが可愛かった。
大ラスでは会場が主旋律、徳永さんが下でハモってくれる。
ラストは上の旋律でいくよ!と指で合図。
みんなの大合唱のあと、また「しったげ、うめえなあ」って
さっきより大きな声で褒めてくれました。
でもやっぱり照れ笑い。可愛い。

 

後ろで水分補給してから、「最後の言い訳」
この曲の照明のイメージがもう固まってしまってるので、

パステルな感じのステージになかなか馴染めない…

 

「2020年、2021年とコロナ禍によりツアー中止、
2022年ライブハウスツアー、2023年、万感の思いを込めて歌います」と、

「Nostalgia」を。

淡い紫のステージ。
初めて、ピアノの弾き語りで聴いたNostalgiaツアーのときよりも、
今の方が、歌詞が染みる…
♪ぜんぶぜんぶ 大人が僕らが悪いと思う…

 

「魂の願い」
深海にサーチライトが巡る。
間奏で少しサーチライトの色味が明るさを増す。
この曲のセットや照明は、Nostalgiaツアーのときが一番好きだけど、
少し丸みを帯びた今の声で聴く、この歌もいいな。
ラストのフェイクが、市川で聴いたときよりも力強く感じる。

 

アンコール。
黒のツアーTシャツに着替えた徳永さん、
メンバーさんと一緒に、前に並んで一礼すると、
スタッフさんに持ってきてもらったギターを肩にかける。
「山形に本間の工場があるんだね。
本間のアイアン持ってんだよ。」
なぜ山形?となんとなく会場も微妙な反応だったのを感じ取ったのか、
「たけや製パンのバナナボート、美味しいよね。
横手やきそばも、旨いよね。
さっき、きりたんぽ鍋を食べました。秋田、最高ですね」

「夢」

フェイクというか、ラストの♪夢を繰り返すところはいつもと少し変えてきて、
半音上げたり、ツアー前半とは全く違う力づよさを感じた。

この曲、フェスでやってほしいなあ…

 

ラスト、スクリーンが降りてくるとき、一瞬何か言いたそうに見えたけど、
特に何も言わずに、スクリーンの向こう側へ。
Ending Filmの終わりの一言も、非常に落ち着いた声で、

「ありがとうございました」

だけでした。最近、また会いましょうって言ってくれないなー。