徳永英明:2023.10.21(土)あきた芸術劇場ミルハス(前編)

開演前のスクリーンには、今回のツアーロゴと、
 ALL BEST2

 HIDEAKI TOKUNAGA CONCERT TOUR 2023

の文字。場内が暗くなると大きな大きな拍手。

ワクワクするSEとともに、スクリーンに映し出される今日の日付と会場の名前。

ALL BEST、という名前の通り、これまでのディスコグラフィーが投影される。

 

SEが終わって、スクリーンがするする上がっていくと、

黒の長袖Tシャツにネイビー?黒?パンツ姿の徳永さん。

会場は割れんばかりどころか、会場が揺れてるのかなと思うほどの大きな大きな拍手。

 

「青い契り」では、夜の海みたいな深く青く染まるステージ。

その海を照らす灯台みたいな柱が5本、メンバーさんの後ろに控えてる。

リリース当時よりも丸みを帯びた声。

灯台からの光が、徳永さんに集まって包み込む。

「輝きながら...」淡い木漏れ日のような光。

徳永さんは時折ちょっと、声が詰まり気味だったけど、今日の声の衣?は好き。

「夢を信じて」1コーラス目のサビで上手に来てくれる(この日は7列目の上手の席)。

2コーラス目では下手へ。間奏では大きな拍手。

応えるように拍手しつつ、嬉しそうに唇の端がくいっと上がった。

この表情、好き。

 

最初のMCでは「ただいま、秋田。ミルハスは昨年のグランドオープン以来、3回目です」と嬉しそう。

 

「時代」

遠くを見つめるように歌ってる、

薄い紫→オレンジ、と夕暮れのような光が印象的でした。

 

徳永さんが歌い終わった後、一旦ステージがニュートラルな状態に戻るとき、

暗いステージ上で柱が青く浮かび上がってて、とても美しい。

 

「駅」

大ラスの紫のグラデーションは美しいですね。

歌い終わった後、深くて長いお辞儀を。

「誰より好きなのに」

マットな色鉛筆みたいなパステルの淡い光。

♪どうしても あなたの声を聞きたくなると

が「Doしても」って聞こえてしまった(笑)

♪受話器片手に

で耳のあたりに持ってきた左手。

♪気付いてよ どうかお願い

で、左腕を開く。

♪誰より好きなのに

で優しく首を振る。

outro.では、気持ちよさげにリズムをとりつつ、両腕を開いて、揺れる。

 

次のMCでは、土方隆行さん、渡嘉敷祐一さん、松原秀樹さん、坂本昌之さんを紹介。
「僕のそばにを聴きたい方いますか?」の問いかけに、会場からはたくさん手が上がる。

「声がちっちゃい」と言われたので、みんなでもっと張り切って大きな声ではーい、と答えました(笑)

 

「僕のそばに」

短めのドレープが下りてくる。紫に見えたけど、照明に染まってるだけかな。

ラストの切ないフェイクに合わせて、柱が色を変えていく。

「永遠の果てに」

床に、ドレープに、星がちりばめられる。

♪力の限りに

でぎゅっと握られる拳。大ラスの

♪いつか、また 僕等はめぐり逢える この星の何処かで

で、ぐっと踏ん張った足元を指さす。

ラストのフェイク後、大きな拍手を全身で浴びるように、両腕を開く。

 

「ありがとうございます。

ちなみに、デビュー曲のレイニーブルーを聴きたい方は、いますか?」

大きな拍手に、嬉しそうに「えらい拍手やな(笑)、レイニーブルー、歌います」

 

レイニーブルー

青と緑に染まったステージ。

この曲でステージの床に移る多角形(六角形だったかな?)がくるくる回るのが好き。

足元をつい見つめてしまう。

ラストは光が客席へと広がってく。

「あの日のポセイドン」

青みがかった紫のような、夜の闇のような、深海のようなステージ。

歌い終わると下手へと。第1部は終了。